ステンドグラス紹介
(上の方が新しい情報になっています)
円柱に古いランプの取り付け跡 ここはもう少し見栄え良くします |
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とても細かいパーツで作られています |
壁に映った影もきれいです |
上部の12個の花模様(?)は12使徒を表し 下部には6つの図案,底部には羊がいます。 ガラスの色は4色しかなく 大変ご苦労されたとのことでした。 左から,麦,魚,バスケットに入ったパン 底には羊 左から,聖杯,油(小豆島の特産オリーブオイルからオリーブをアレンジ),ブドウ |
内陣に向かって左側 2009/8/2撮影 |
内陣に向かって右側 2009/8/2撮影 |
内陣に向かって左側 2009/8/2撮影 |
内陣に向かって右側 2009/8/2撮影 |
聖堂内のステンドグラス設置工事は、窓下部の開閉部分の加工に移りました。前号で紹介の渡邉さん制作のオリジナルステンドグラス設置が行われています。本号発行時には完成しているかもしれません。このガラスは内陣に使われた田平教会のガラスの残りなど複数の教会のステンドグラスが使用されており、大阪教区(中山手教会)から譲り受けた作品とあわせ、各地の教会との不思議なつながりが出来ました。いずれ、それぞれのガラスのふるさとを訪ねたいものです。 |
製作中 2008/11/9撮影 |
取り付けの様子 2008/11/28撮影 |
聖堂南面(祭壇に向かって左側) テーマ:いやし | ||||
良きサマリア人のたとえ話 | イエズスは盲人を癒す | イエズスはラザロをよみがえらせる | イエズスの復活 | 採光 (デザイン窓) |
聖堂北面(祭壇に向かって右側) テーマ:しるし | ||||
採光 (デザイン窓) |
イエズスはヨルダン川で洗礼を受ける | イエズスはカナで水をブドウ酒に変える | イエズスはパンと魚をふやす | 最後の審判とイエズスの勝利 |
取付けは3期に分けて行われることとなり,1期目の今回は,聖堂左右窓の一部(下部の開閉窓を除く全て)について工事が行われ,9月末を目処に終了する予定です。 今回の取付けでは,窓枠とステンドグラスの間に,わずかな隙間ができるため,内陣奥のステンドグラスの制作者,渡邉真氏(岩手県盛岡四ツ家教会在籍)により装飾が施され,オリジナルとは少し違ったものになる予定です。 2期目には,聖堂左右窓の下部開閉窓に渡邉真氏制作のステンドグラスのはめ込み,3期目は,聖堂入り口上の丸窓へのステンドグラス取付けが予定されています。 未定であった工事費について,3期で約800万円が必要になる見通しとなりました。桜町教会信徒の皆様には,既に「ステンドグラス特別献金」として,ご負担をお願いしておりますが,併せて教区内外へ寄付をお願いすることとなりました。 教会のステンドグラスは,キリストのメッセージを目で見える形で伝えるという信仰教育上の目的や,祈りの雰囲気を手助けするという目的などをもっていると言われています。 今回取り付けるステンドグラスは,聖書の場面を描写したものであり,芸術品としてだけでなく,前述の目的も十分に果たせる価値の高いものであると考えています。 |
ステンドグラス豆知識 今回取り付けられるステンドグラスは,1965年(昭和40年)フランスのガブリエル・ロワール氏のアトリエで制作されたもの(冊子「中山手カトリック教会」より)で,同教会聖堂の建て直しにより取外され倉庫に保管されていました。 溝部司教様をはじめ関係者の働きかけと,中山手教会・大阪教区の寛大な配慮により高松教区司教座聖堂(桜町教会聖堂)に設置することになったものです。 ステンドグラスといえば,全面がガラスのものをイメージしますが,このステンドグラスは,コンクリート面に分厚い色ガラスが埋め込まれたもので,国内では珍しいものだそうです。 |
(右側)四国4県を縫って流れる吉野川の如く,恩寵は故郷を潤し, (左側)四万十川の清流となり,高松教区を清め,苦渋の中に光り輝く十字架に達する。 下より支える司教の手 (ガラスは田平教会の旧ステンドグラスを再利用) 2007.11 制作者 渡邉 |